OPampの雑音測定2015(80) NS LM301AN
NS(今はTIですかね)のLM301ANです。急に古い石になりました。外部補償が必要なので後回しにしていました。位相補償にはいろいろな方法があるようですが、めんどうな位相補償をしなくても今は広帯域のオペアンプがありますよね。...
View ArticleOPampの雑音測定2015(81) JRC NJM318D
JRCのNJM318Dです。高スルーレートが特徴のバイポーラオペアンプです。スルーレートが標準で70V/μSあります。スルーレートを高くするためでしょうか、電圧利得・位相周波数特性は、少し特徴的です。 さて、雑音測定ですが、電源電圧を±15Vのときに、また異常発振でしょうか、様子が変です。...
View ArticleOPampの雑音測定2015(82) 電源電圧と入力換算雑音電圧
気が付いたら、もう雑音測定すべきオペアンプはありません。NJM318Dが最後でした。 ということで、一部の石について、電源電圧を±5Vと±15Vの2つの場合について雑音測定していますので、電源電圧と入力換算雑音電圧の関係をまとめてみたいと思います。...
View ArticleOPampの雑音測定2015(83) 2015年オペアンプ低雑音ランキング発表
手持ちのオペアンプは全部測定しましたので、低雑音ランキングを発表しま~す! 今回は、外国語もちょっと入れました。えへへ。世界でも、こんなヒマなことをやっている人はそう多くないだろうと思いますので、世界のオペアンプユーザーの何かの参考になればということで(笑)。...
View ArticleOPampの雑音測定2015(84) クワッドコア並列処理で驚きの低雑音化
以前、クワッドコア並列処理で驚きの低雑音化が可能であることを確かめました(笑)。今回もやってみませう。オペアンプには、LM324Nのように、4回路も入っている有難い石があるんですね。4回路もあっても余ったりしますが。クワッドコア並列処理で高性能化するのはCPUだけではない(笑)ということで、アナログICの並列処理です。といっても単にパラにしただけですが・・・...
View ArticleOPampの雑音測定2015(85) 4558はデュアルコアで驚きの低雑音化
原理的には、どんなオペアンプだって並列処理で低雑音化するはずです。正確に言うと、低雑音化するのは入力換算雑音電圧のほうで、入力換算雑音電流は逆に大きくなっちゃうんですが(笑)。 では、ということで4558も並列処理で低雑音化してみませう。4558はデュアルコアなので、2回路並列です。...
View ArticleOPampの雑音測定2015(86) LM358も驚きの低雑音化
調子に乗って、STのLM358もデュアルコア並列処理で驚きの低雑音化をしてみたいと思います。 でも、考えてみれば、複数のアンプの出力をそのまま接続するというのは、本来ヤバいことですよね。入力オフセット電圧がありますし。出力をショートさせているようなものですから。日本の科学の進歩のためには、多少火を噴くとか、煙が出るくらいのリスクは覚悟しなければならぬときがあるとは思いますが(笑)。...
View ArticleOPampの雑音測定2015(87) OPampを並列にしていいのか
OPampを並列にすると雑音電圧を小さくすることができるようですが、こんな方法はまともな方法なのでしょうか? インチキ? あるいは危険回路? ちょっと調べてみたら、何とLT1028のデータシートに並列にして低雑音化する方法が載っているではありませんか! おやおや、オペアンプの並列処理は、リニアテクノロジの公認回路だったんですね!...
View ArticleOPampの雑音測定2015(88) NJM1458も驚きの低雑音化
LT1028のデータシートを参考に、測定回路をカイゼンしてみます。抵抗が増えるのでめんどーなんですが、仕方ないです。 741系から、デュアルのNJM1458です。結果は、シングルで21.3nV/√Hzだったものがデュアルコア並列処理で16.4nV/√Hzに下がりました! ぱちぱち
View ArticleOPampの雑音測定2015(89) TL072の並列処理
並列処理で驚きの低雑音化ができることはわかったのですが、今まで雑音を測定したオペアンプを全部並列処理にして再測定するのもばかばかしいので、デゥアルかクワッドのオペアンプの中から、代表的なものをあと数個だけやってみませう。...
View ArticleOPampの雑音測定2015(90) NJM5532の並列処理
324/358、4558、741、072と来ました。次は5532をやってみましょうか。これも定番の石ですよね。5532系の中からJRCのNJM5532DDです。シングルが3.7nV/√Hzに対して、デュアルで2.7nV/√Hzになりました! 確実に低雑音化されていますね。 シングルの時と比べて、クワッド又はデュアル並列処理でどの程度低雑音化されているのか、割合を計算してみませう。...
View ArticleOPampの雑音測定2015(91) NJM4580DDの並列処理
吾輩の好きなNJM4580DDです。4558系のデュアルの石です。 シングルのときと同じように測定します。R5,R8を入れているところは違いますが。 結果はご覧のとおりで、3.0nV/√Hzです。確実に低雑音化していますねえ。ぱちぱち シングルのときとの比較です。 LM324N 66% クワッド LA6458D 83% デュアル LM358N 81% 〃 NJM1458...
View ArticleOPampの雑音測定2015(92) NJM2043DDの並列処理
4558系で一番低雑音だったNJM2043DDもデュアルですので、並列にしてみます。 すると、少しピンクノイズが見えるようになりましたが、1.9nV/√Hzと、すばらしい超低雑音ではありませんか! いや~4558系でもここまで超低雑音になるんですね。ぱちぱち シングルのときとの比較です。 LM324N 66% クワッド LA6458D 83% デュアル LM358N 81% 〃...
View ArticleOPampの雑音測定2015(93) NJM2122の並列処理
さて、いよいよNJM2122Dの並列処理をやってみますか。シングルでも驚きの超低雑音性能でしたから、デュアルで新記録が出るかもしません。 結果は、おおっ、0.75nV/√Hzでした! 期待どおりの新記録です。LT1028も超えてしまいましたよ。素晴らしいですねえ。ぱちぱち シングルのときとの比較です。 LM324N 66% クワッド LA6458D 83% デュアル LM358N...
View ArticleOPampの雑音測定2015(94) 雑音測定結果一覧発表
これまでの雑音測定結果一覧の発表で~す! 一部の石だけですが、デュアルやクワッド(クアッド?)のものは並列処理にした場合の測定結果を入れました。その結果、最も低雑音の結果をたたき出したのは、NJM2122Dのデュアル並列処理(NJM2122D X2)での0.75nV/√Hzでした。また、「すばらしい超低雑音」ランクが5つになりました。NJM2043DD X2が入ったからです。すごいですね~...
View ArticleOPampの雑音測定2015(95) 理論どおりに低雑音化しない訳
並列処理で低雑音化することは確認できたのですが、理論的には、デュアルで1/√2、クワッドで1/2になりそうなものですが、そこまでいきません。ど~してでしょうね。...
View ArticleOPampの雑音測定2015(96) 並列処理を趣味レーション
オペアンプの並列処理を趣味レーションしてみます。 右上の回路は、正相増幅回路で、開利得10000倍(80dB)、出力抵抗100Ωの電圧制御電圧源(オペアンプ)に負帰還をかけて約100倍の閉利得にしています。そこに周波数1kHz、電圧1Vpeakの電圧源を入力しています。白色雑音の電圧源ではなく、正弦波ですが。出力電圧V(out3)は水色のグラフで、ちゃんと100Vpeak出ていますね。...
View ArticleOPampの雑音測定2015(97) 片方のゲインが上がったら
E2のゲインが上がったときも趣味レーションしてみますか。 予想どおりですが、出力は約90Vpeakで、同じような結果です。 やはり、並列にするときは、ゲインを揃えないとだめですね。
View ArticleOPampの雑音測定2015(99) LM358N X2
並列にする回路は、それぞれ負帰還をかけてゲインを揃えてから並列にしないと思ったように低雑音化しないことが趣味レーシュョンではっきりしました。 デュアルにしてもシングルの81%にしか雑音が下がらなかった、STのLM358Nを再度測定してみました。...
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