NS(今はTIですかね)のLM301ANです。急に古い石になりました。外部補償が必要なので後回しにしていました。位相補償にはいろいろな方法があるようですが、めんどうな位相補償をしなくても今は広帯域のオペアンプがありますよね。
今回は、一番単純に、1ピンと8ピンの間に2pFをつけてみました。すると、電源電圧が±5Vのときは良かったんですが、±15Vにしたら、動作がおかしくなりました。異常発振でしょうか。発振というのは普通高い周波数で起きるものかと思っていたのですが、数kHz以下で盛り上がっています。
何だかよくわからないのですが、とりあえず補償容量を6pFにしたところ収まりました。やれやれ。それにしても、想像どおりですが、あんまり低雑音ではありません。電源電圧を±15Vにすれば少し下がるようですが、それでも19.1nV/√Hzでした。