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Channel: 電子工作、エレクトロニクスの寄り道
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HiletgoのPAM8403アンプ基板 [2] 視聴してみました

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 とにかく、音を出してみました。電源は定電圧電源の5Vです。スピーカは、普段よく使っている、アイワのSX-NH33で、6Ω30Wの定格です。
 電源をONにすると、ポチっと音がしましたが、それほどの大きい音ではありません。このような音がしないほうがいいのですが、電源が入ったことがわかるので、メリットもあるかも(笑)。何しろ電源ランプも何もありませんので。
 最大±5V近くの電圧が出るんでしょうから、普段室内で聞くには十分な音量です。また、音質に違和感はありません。大したものですねえ。関心、関心。何となく、ちょっとノイズっぽい気がしなくもないのですが、気のせいかもしれませんし、そもそも吾輩の耳が良いので、よくわかりません。無音時、スピーカーに耳を近づけると、「ジー」というか、「シー」というノイズがツイーターから聞き取れました。実用上問題ないレベルですが、低ノイズアンプとは呼べないような。
 以前自作したアナログアンプに切り替えて、同じように無音時、スピーカーに耳を近づけたところ、何の音も聞き取れません。まあ、自作アンプの場合は、「自己満足バイアス」がかかっていますが、少なくとも低ノイズ性能については、PAM8403に勝っています。
 それから、ちょっこし気になるのは電磁ノイズです。データシートにも書かれていますが、スピーカーまでコードの長さがある程度以上ある場合は、ちゃんと対策しないと、ラジオなどに悪影響のある雑音電波の発信源になってしまうかもしれません。
 
  それにしても、驚きの値段ですから、コストパフォーマンスは抜群ではないでしょうか。
 
イメージ 1

 PAM8405のブロック図です。バルス幅変調部まではアナログ回路ですが、コスト削減のため、恐らくCMOSなんでしょうね。普通のCMOSでは、かなりのノイズが出るでしょうしね。

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